「IT希望」の学生の現状

近年ITを希望する学生は多いようです。内定済みの学生の希望職種のトップはIT業界だそうです。これだけ苛酷な労働環境と謳われながら、それでもなお希望は捨てていないところが若いです。

ではどういった理由で希望職種がトップなのか調べてみると、ITといっても範囲は広くどの方面への希望が多いかといえば、やはり情報サービス・ソフトウエアが全体の18%で1位。2位が「金融・証券・保険」3位が「官公庁・自治体・公共機関」で4位が医療・福祉の順番です。

読んでみると、IT系の職種希望の学生の内、内定をもらった学生は17.8%、そのうちの12.2%です。指数としては1.46。「旅行・ホテル・レジャー」の12.0や「調査・コンサルティング」の12.0と比べてみると、希望すれば就職できる可能性は他業種よりも多少よいということです。

では学生はITをどう捉え希望しているのか、ちょっと気になります。調査では「給料が高そう」「仕事にやりがいを感じる」などの声が多く、「これからのビジネスを引っ張って行きそう」が一番多かったようです。次に「若い時期に責任ある仕事ができそう」「海外で活躍のチャンスもありそう」と続いていました。

反面、「ストレスが少ない」「趣味や自分の時間を確保しやすい」などの声は少なく「一般企業の中でITの担当者の地位が高そう」と続いていました。ストレスのない仕事などないことも、就職すれば工夫しなければ自分の時間などないことも知っているということです。

しかし希望しているIT企業がどういうところかは、就職活動の過程で企業の担当者やWebサイトや口コミなどで知るところとなり、前向きなコメントが出るのは最初だけ状況が分かるに従いだんだんシビアになってくるということです。

これにより就職希望先からITの企業を外す学生もあり、IT企業への就職を希望しないが26.4%、その理由は「自分の適正とのミスマッチ」と言われています。

IT企業での仕事の内容を十分理解していない時期に「自分の適正とのミスマッチ」と言われるIT企業にも、仕事内容を分かってもらう努力は必要なのではないのでしょうか。

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